地域の方の声
肉の山崎 店主 二本松 正利さん
《真間あんどん祭りが始まったきっかけは何ですか？》
たまたま市川市役所の畑さんと出会い、意気投合し商店街を明るくするということで、明かりをつける行灯がいいのではないかということがきっかけではじまりました。
《二本松さんが思うあんどん祭りの魅力は何ですか？》
行灯が綺麗で、お客さんが飾った所を感激し、来てよかったと思う。弘法寺さんの階段に設置することで、綺麗に映えるところが魅力だと思います。
《今後の展望としてはどのようなことを考えていますか？》
売店をもっと増やし、大人だけでなく子供も喜ぶような企画を考え楽しい思い出になるようなお祭りにしたいと考えています。又、行灯を大門通りに並べたいと思っています。
５年目でスタッフのバックアップのおかげで続いているので、これからも出来る限り続けていき、もっともっと盛大な祭りにしていきたいです。
市川市 畑 裕美子さん
《真間あんどん祭りが始まったきっかけは何ですか？》
真間行灯ライトアップにつきまして、本市として、どのように考え立ち上げに至ったか最初に説明いたします。
まず、平成27年度当時、本市は、地域特性に応じた景観形成をより一層推進したいと考えていました。市内の寺町である中山、行徳の二地域では、既に寺町らしい風情ある景観まちづくりを行っていました。この二地域と同じ寺町であり、豊かな自然や歴史的な資源を多く有する真間地区は、平成16年の市川市景観基本計画策定当初から、今後景観まちづくりを推進していきたい地域の一つに挙げられていました。
こういった背景の中で、同年春のオープンガーデン開催時に、私が真間地域のお庭をまわっていた際に、偶然出会った二本松さんから、素晴らしい地域特性を持つ真間地域の良さをもっと出していきながら、昔の大門通りのにぎわいを取り戻すように、活性化していきたいとのお話をいただきました。
この出会いをきっかけに、地域の方々と本市で話し合いを行うようになり、景観まちづくりを通じて真間の地域を活性化していくことで両者の想いが一致し、真間行灯ライトアップに向けた取り組みを始めることになりました。
そこから約3ヶ月という短期間で実現できたことは、改めて地域の皆様が弘法寺や大門通りなど真間地区の景観を誇りに思っていることの表れであったと思います。さらに、行灯ライトアップを通じてできた地域のつながりを今後も活かして真間地域を活性化したいという皆様の熱意を感じ取ることができました。
本市としましては、この地域の皆様のつながりが、行灯ライトアップをはじめとして、様々な景観まちづくりを生み出す原動力となり、真間地域らしさをかたちづくっていくものになれば幸いです。
真間行灯ライトアップが継続し、第5回を迎えられたのも地域の皆様のご尽力によるものです。引き続き、新たな展開を期待しております。
市川市 景観整備課 村上さん
《村上さんが思う真間あんどん祭りの魅力は何ですか？》
真間山弘法寺の粛々とした雰囲気のなかにたくさんの行灯が並び、夏の夜を彩っている様子はとても美しい景観であり、心癒されます。また、このお祭りは千葉商科大学の学生さんや地域の方々が企画・実行を行なったり、子どもたちが行灯を手作りしたりと、地域一体となってつくりあげていくお祭りでもあります。たくさんの方々が協力しあっているということも、このお祭りの魅力の一つだと感じています。
《今後どのようなお祭りになってほしいと思いますか？》
ステージでの催し物や祖師堂でのプロジェクションマッピングなど、年を追うごとにより楽しめるお祭りになっていると感じています。訪れるたびにお祭りの成長をみることができ、本市としても嬉しいかぎりです。真間あんどん祭りを今後も続けていくことで、地域に根付き、地元の方々・訪れる方々が真間地域の魅力を発見し、親しみを持つきっかけとなることを願っています。
学生の声
千葉商科大学 人間社会学部 3年 代田 千英さん（学生統括）
《代田さんが思う真間あんどん祭りの魅力は何ですか？》
地域住民の方々と協働してお祭りを創り上げているという点がこの真間あんどん祭りの魅力であると私は感じています。「地域を活性化させたい」「商店街に昔のような賑わいを取り戻したい」という思いのもと、産学官民で連携し、共に試行錯誤しながら考え、さらに、行灯制作時には近隣の保育園や小・学校、医院内学級の子ども達とも関わりながら、幅広い年代をも巻き込んで行っているという点においてもとても魅力的だと思います。
《今後どのようなお祭りになってほしいと思いますか？》
今年で5年目を向かえ、地域に根付きつつあると思うので、今後何年、何十年と続くようなお祭りになって欲しいと思います。地域主体で、一丸となって市川市真間地区を盛り上げていく為のイベントとしてこれからも成長し続けて欲しいです。